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| 人気ランキング: 1983位 |
| 定価: ¥ 3,129 |
| 販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ |
| 発売日: 2004-07-09 |
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悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する。 ジョー役のショーン・ペンを筆頭に、脇役に至るまで俳優たちの演技は圧倒的だ。なかでも容疑者となるデイヴ役のティム・ロビンスと、その妻マーシャ・ゲイ・ハーデンの “抑えた”熱演がすばらしい。ショッキングな描写を音楽やカメラワークで美しく転化させるなど、監督イーストウッドの手腕には随所で感心させられる。「もし、あのとき…」という、ある一瞬での後悔が、その後の人生を支配する。そんなあまりに切なく、胸がかきむしられる本作のテーマは、デニス・ルヘインの原作を読めば、さらに深く心に突き刺さってくる。(斉藤博昭) |
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あまりにも深い人間の業に戦慄した |
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ジミーは娘を殺された苦悩があまりにも深かったから、誰でもいいから報復できる相手を切望していたのではないだろうか。デイブに対して執拗に自白を迫る彼の姿から、相手は誰でもいいから仇を討てさえすれば現在の苦しみや哀しみが少しでめも和らぐと感じていたのでは、と思った。デイブの自白はもちろん真実ではなかったけれど、彼がでっちあげてみせたケイテイ殺害の動機「俺にはあんな輝かしい青春はなかった。俺のかわりにお前があの時車に乗っていたら」とジミーにいう台詞は、彼が長年心に秘めてきて言えなかった本音や怨恨を表しているのではないかと思った。 どの登場人物も哀れで息詰まるようなリアリティをもって描かれている。ハリウッド映画にありがちな勧善懲悪やハッピーエンドは皆無であるが、それこそが等身大の人間の姿かもしれない。鑑賞後はすごく悲しく侘しい気持ちになり、人間不信にも陥りかねないが、魂の奥深くを執拗に探られるような傑作には違いない。 |
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救い、無し。 |
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決して癒えることのない深い哀しみが、この映画の中に渦巻いています。 人間は本当に小さな生き物ですが、それを纏う運命は、とてつもなく大きい。 あの時ああしなければ、どうだったとか、そんなことを繰り返しながら、 いつの間にか取り返しのつかない事態を引き起こしてしまう。 あのときボールが穴に入らなければ。セメント工事が終わっていれば。 後悔は幾星層に渡って蓄えられ、やがて死とともに消えてしまう。 どこまでもクリアな絶望、そして哀しみが痛いほど胸をつきます。 冤罪肯定の映画だとかなんとか、わけのわからないことをいう人もいますが、 これは本当に哀しい映画です。川はいつまでも流れ続けるのです。 見終わったあとから、じんじん効いてくるタイプの映画です。 |
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音楽が素晴らしい |
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| 映画の内容も重厚だったが、メインテーマがイーストウッド作曲なのに驚いた。同じ旋律の繰り返しではあるのだが、心に染み渡る深い名曲だと思う。2、30年前まではホントしょ?もない映画ばかり撮っていた俳優兼監督が、90年代になって熟成された名作を撮り、このような名曲を生み出す。私は老いる事や長生きする事にまだ何の意義も見出だせないつまらない人間だが、イーストウッドのような人間を見ていると、歳を重ねる事の意義を、その美しさを垣間見る思いだ。 |
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完璧な役作り |
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俳優はもちろんだが、脚本の段階での主役三人の人物設定が完璧で、すべての彼らの言葉が、三人の背負ったものに裏打ちされている。どんな不条理さも、どんな悲劇も、どんな暴力も彼らの言葉の先にあり、彼らの言葉を基とする。この作品の中のいかなる結果も、彼らの言葉を(それこそ映画の中の人物の身になって、特に、ラストシーンの刑事とギャングの身になって)丁寧に受け取り濾過してやれば、彼らが己自身から一歩も出ることが出来ずにいることそのものに苦悩していることを知るはずだ。これこそ、リアリズムを越えたものの行き着く先、水面に移るわれわれの姿である。
この映画を見て嫌悪感を感じる人は、もう一度セリフの一つ一つをきちんと「聞いて」理解してみるといい。決して、誰も何も、投げ出してなどいない。彼らが生きていることに、ぜひとも気付いてほしい。
それでも駄目なら、自分の矮小さと醜さを受け容れることができていないのだろう。なぜなら、この映画は完璧な鏡なのだから |
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ない |
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興奮もしないし涙も出ない、怖くもない。 一人でじっくり観たい映画。人と話しながら観る映画ではないと思う。 人間の心の弱い部分を切り取って見せているのかも。 |
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